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2015年6月22日 (月)

ソフトウエアの設計と実装は、料理のレシピと食べ物の関係:うまいたとえだ

 ソフトウエアの設計は、実装経験者でないとできないと思っている。でも、なぜなのか、を説明できない。なので、実装を知らないソフトウエア設計者が多くいる私の部署の中で、私は、実装が重要と言い続けている少数派になっている。
 なぜか、ということに対して、なるほどと思える記事が(7/7)激突対談! 「ITゼネコン」vs.「SIガラパゴス」 - (第1回)ここがヘンだよ! 日本のIT業界:ITproである。
 まず、この対談の質問の部分を引用する。

 ゼネコンの社員は別に現場でコンクリートを練るわけでもとび職をやるわけでもないけど、ちゃんとビルは建つじゃないかと。なのに、ITだとどうして、同じような構図なのに、ちゃんとしたシステムができないのかと思う人がいると思うのですが、それに対してはいかがですか。


 ソフトウエアの世界でプロジェクトマネジメントが重要視されている。同じくプロジェクトマネジメントが重要視されている建築の世界と似ているところがあるように思われていて、こういう比較がされる場合がある。また、ソフトウエアにおいてアーキテクチャという建築と同じ言葉を使っていることも、この傾向を助長している。
 だが、実際には、少し違うのではないか、という回答である。少し引用する。

 それから僕の直感でいうと、「設計図と建物」という関係よりも、「料理のレシピと食べ物」に近いかな。料理のレシピは作らずには絶対できないじゃないですか。
 <中略>
 料理を作ったことがない「なんちゃってシェフ」がレシピだけ書いている。下請の人たちは、下りてきたレシピ通り作るだけ。そこでは、おいしい、おいしくないは関係ない。

 料理を作ったことがないのにレシピだけ書いている「なんちゃってシェフ」が多数派をしめる部署にいる私には、実感としてよくわかる。

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