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2015年7月 6日 (月)

セキュリティを考えるとクローズなシステムにするのも1つの考え方ではないだろうか?

 ビル管理システムというのは、従来は、IT系とは別のネットワークで動いていた。ニュース - ビル管理のIoT化でセキュリティが重要に、竹中工務店が講演:ITproによると、その状況が変化するという。
 従来は、インターネットなど外部ネットワークから切り離されたクローズドシステムが一般的だったため、20年前のソフトウエアがそのまま動き、セキュリティパッチもあてない、という世界だった。ところが、ネットワーク回線の単価が下がり、クラウドの信頼性が向上したことで、見える化システムや防犯システムなど一部がクラウドに移行しているらしい。
 コストを安くするために、クラウドに移行しているがゆえに、今までクローズで安全であったシステムがオープン化されてしまった。確かにこれは、やっかいな話だ。現に、米ターゲットのPOS端末から大量のクレジットカード情報が盗まれたサイバー攻撃も、発端は店舗の空調管理システムへのサイバー攻撃だったとされているらしい。空調管理システムが、なぜオープン化しなければならないのか、私にはさっぱり理解できないが、そういう時代なのだろう。
 でも、クラウド化することによるコストダウンというのは、そんなに大きいのだろうか?オープン化することによるセキュリティリスクを考えると、クローズのままにしておく方が結果的に安いシステムだってあるようにも思う。
 何でもかんでもクラウド化すればいい、というものでもなかろう。今後は、セキュリティ対策コストがシステムコストにおいて大きな比重を占める世の中になるはずである。セキュリティ対策コストを下げるためのクローズ化というのは、十分検討の余地があるのではないか。少なくとも空調管理システムなら。

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