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2015年8月 2日 (日)

お役所は自分が賢いと思っているからね:素人の役人が安全審査や検査をやるこ との愚

 東電・吉田昌郎を描いて見えた原発の“嘘” (2ページ目):日経ビジネスオンラインの記事を読んでいたら腹がたってきた。少し引用する。


 日本の原発の規制基準は世界一厳しいというのが政府の謳い文句だが、これは「世界一杜撰」の間違いではないかと思う。何が一番ひどいかというと、素人の役人が安全審査や検査をやっていることだ。かつて電力会社で安全審査を担当した人によると、当時の監督官庁である資源エネルギー庁では、昨日まで紙の業界や酒類業界を担当していた役人が安全審査の担当になり、原発のイロハを電力会社から教わって、何とか書類を見ることはできるようになるが、指摘してくるのは「下記の通りと書いてあれば、その下に必ず『記』と書かなくてはならない」とか、配管等と書くと「等とは何だ? 等のリストを作れ」というようなことばかりだったという。


 私は、単なる組み込み技術者なので、お役所とは(幸せなことに)あまりかかわりあいがないが、少しだけかかわった経験からも、またかかわった技術者に聞いた話からも納得できる。
 本当は、素人が審査なんかできるはずはない。特に安全審査というのは、現時点だけでなはなく、その設備のライフサイクル全体にわたっての知見が必要な、難しいもので、素人がちょっと勉強してできるものではない。だが、お役人様は、自分が賢いと思っていて、自分にできないことはないとでも思っているのだろう。そんな難しいことをやってしまうのである。
 まあ、お役人様はIQは高いのだと思う。だが、現場の人間から見れば、IQの高い、現場を知らないバカほどやっかいなものはない。しかもそのバカに権限があったりすると最悪である。頼むから、安全に関しては、その見識のある専門家が担当して欲しい。お役人様は、その仕組みを作り、予算をつけることが本来の仕事のはすだ。

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