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2015年9月29日 (火)

情報処理10月号のビッグデータ特集

 前回情報処理 2015年10月号の漫画の話題について書いたが、今回は、本題の特集記事で勉強になった点について書いてみたい。
 まず、ビッグデータの特集の中に、クラウドソーシングの話題があったことだ。記事を読んでみると、ビッグデータとあまり関係のない話題も多いのだが、今後の我々の仕事の進め方に影響があることがよくわかる内容だった。
 次に、組み込み屋の私ではスコープ外の、システム全体からの見通しを得られた記事が「ビッグデータ活用におけるガバナンス」である。ビッグデータ処理を、センシング、トランスポート、クレジング、分析、応用というフェーズに分けて説明がなされる。各処理フェーズでのリスクの変化について書かれた部分を少し引用する。

 ビッグデータ処理のセンシング段階では、一般的に単位量あたりの情報の価値は相対的に低く、クレジング、分析、応用とビッグデータの処理プロセスの下流に行くほど、生成されるデータ量は絞り込まれ、情報としての価値が高まる。このため、情報セキュリティガバナンスにおける情報・脅威の特定とリスク対応をフェーズごとに行うことがセキュリティ対策投資の効率化・最適化につながる。

 

 まあ、当たり前の話であるが、センシング、トランスポートを担当する組み込み屋にはない視点であった。ビッグデータというのは、大量の生データの重要性が強調されすぎているように思う。特にクレンジング処理をしていない生データは、実はノイズだらけで使いにくいデータでしかない。
 データそのものよりも、それによって得られた分析の方がより付加価値が高いのは当たり前である。その当たり前に気づかせてくれる記事であった。

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