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2015年10月14日 (水)

日本のノーベル賞は過去の遺産

 今年のノーベル賞は、日本人が2人も受賞した。確かに喜ばしいことである。でも、ノーベル賞というのは、所詮は過去の業績に関する賞である。iPS細胞のような例外はあるにしても、ある業績を達成してから受賞までに30年以上かかるというのは、ざらだ。
 そういう意味では、近年、日本人の受賞が増えているというのは、30ほど前の日本の科学研究の成果である。
 30年前というのは、私の記憶によれば、企業ですら、基礎研究をやろうと中央研究所を作っていた時代である。中央研究所そのものは、あまり成果はあげなかったのかもしれないが、基礎研究の重要さというのは価値として共有されていた。
 それが今ではどうだろう。役に立つかどうかという観点で、研究が評価されている。そんなことでは、30年後に、日本人のノーベル賞などいなくなるのではないか。企業が基礎研究をやる余裕はない。次々と、技術革新が起きていて、それに対応するだけで精一杯だからだ。
 でも、大学は、基礎研究をしっかりやって欲しい。企業の技術者は、そう思っている技術者が多いのではないだろうか。応用は自分たち企業の技術者に任せておいてほしい。大学には、ブレークスルーを期待している。

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