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2015年10月 8日 (木)

フォルクスワーゲン社の排ガス問題:モードを変えるというのはやはり問題だ

 フォルクスワーゲン社の排ガス問題で興味深い指摘の記事があった。VWのディーゼル排ガス事件がこじ開けた巨大な闇:日経ビジネスオンラインによると、そもそもフォルクスワーゲン社の米国のシェアは大したことはなく、こんな大問題になるリスクを犯すほどの販売台数ではない、ということから考えて、そもそも大きな問題だと思っていなかったのではなかったのかという指摘である。
 実走行時の排ガスに含まれる有害物質が排ガス基準値を超えているというのは、自動車関係者にとっては半ば「常識」だから、今回程度のことはフォルクスワーゲン社の技術者は問題だと思わなかったのではないか、という指摘である。
 もしそうだとすると、フォルクスワーゲン社の技術者は大きな考え違いをしていたと思う。今回は、試験であることを検知して試験用のモードに入れるという操作をしていた。やはり、これは悪質であろう。試験と同じ状況の時に特に排ガスが少なくなるというソフトを搭載するというのは、どこでもやっているに違いない。でもそのソフトは、あくまで実走行でも使うソフトで、試験の時に特に排ガスが少なくなるようにチューニングされたソフトであるにすぎない。技術者の倫理としては、この2つは、全く異なると思う。
 販売台数が少ないのに、なぜこんなリスクを犯したのか、という疑問も、違う見方がありえるだろう。販売台数が少ないから、そもそも実走行でのソフトをチューニングするコストをかけられなかったから、安易な2モード方式にした、という見方もあり得る。

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