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2015年12月 1日 (火)

設計根拠を明確にする:設計で最も重要で最も難しいこと

 “マニュアル設計者”に魅力的な製品は作れない - 設計力向上 - 日経テクノロジーオンラインの中で、その通りと思う記述があった。少し引用する。

 筆者がメーカーの技術者に「なぜこの寸法は10mmにしているのですか」「なぜこの底面に段差を付けているのですか」などと質問すると、「昔からずっとそうしている」「流用元の図面がそうなっていたから」といった答えが返ってくることが多い。性能値や寸法値の根拠をきちんと理解している人がどんどん減っていっているのだ。


 その通りである。人のことは言えない。私もそういう設計をしている。でも、それでは駄目だという意識はある。それは、会社指定の設計フォーマットに設計の根拠を書く欄があるからだ。つまり、設計というのは、設計の根拠が重要という先輩技術者のメッセージだと思っている。
 設計の根拠を明確にするというのは、設計において最も重要なことである。万が一、品質問題を出し、それが設計ミスに起因するものであっても、設計根拠さえ明確なら、その設計ミスを今後の設計改良に活かせるからである。そうでなければ、むやみに評価項目を追加して再発防止するという対処療法しかできない。
 最も重要なことこそ、最も難しいことである。設計根拠欄があっても、そこが空白であったり、根拠にもならない根拠を記載している設計はいくらでも存在する。設計者が理解していないのである。

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