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2016年8月30日 (火)

無線LANの自動設定:他にも活用できそうな技術

 サイトサーベイを不要に、アライドと京大が自律型無線LAN構築技術「Network AI」を発表の、Network AIという名前は、誤解を与えそうな名前だが、技術自体は面白い。無線LANアクセスポイントを置くだけで最適な無線LANを構築する技術である。
 アクセスポイントができることは、電波状況の把握、電波出力の設定、チャンネルの設定である。これをゲーム理論に基づいて実行するのだという。
 AIというと何でも自動学習ばやりであるが、実際には、昔からある技術も使えるということなのだろう。
 各無線LANのアクセスポイントの電波状況の評価関数を作る(全体に公平にするのか、重要なところを加重平均するのか、などは、使い方によって異なるが)。そうすると、このアクセスポイントの構築というのは、評価関数を最大にできるように、電波出力の設定、チャンネルの設定を変更するというモデルになるわけである。あとは、このモデルを解くのに最適な方法を選べばいい。今回は、それがゲーム理論だったということになる。
 ビッグデータという流行語に惑わされて、数学的なモデル化という、よりキレのいい手法を忘れてはいけない。他にも、モデル化で解ける問題はあるのだと思う。

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