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2016年9月28日 (水)

Interface11月号の特集は「ラズパイ実験・64ビット・Linux ARM直伝解説」:なかなかマニアック

 Interface 2016年11月号の特集は、ラズパイである。またラズパイか、というところだが、Interface誌らしい切り口である。
 特集記事は3部に分かれていて、第1部は、ラズパイ3のLinuxの64ビット化である。副題に「そのうち出ると思うんですけど」というのに笑ってしまった。待っていれば、公式版で64ビット版が出るのを待たずに、作ってみたという記事だ。ツールとしてYoctoを使う。今や組み込み技術者にとって必須のツールとなったYoctoだが、使いこなすのは難しいので、実例は参考になる。Linuxの起動の部分でも、ラズパイのブートローダはGPU(CPUのタイプミスではない)が実行するなど、知らない話が満載であった。
 第2部は、64ビット時代のCortex-Aの基本となるARMv8-Aアーキテクチャの解説。解説だけでなく、分岐予測精度の計測などは、分岐予測の仕組みも理解できる記事になっている。
 第3部は、ラズパイを32台LANで接続して、並列スパコンにするという記事である。全てのプロセッサが同一のファイルを設定できるように設定することで、並列スパコンとして構成できるらしい。OpenMPとMPIという並列処理用の仕組みも解説されていた。この構成に費やした費用でPCを購入したら、どちらがベンチマークの数値は高いのだろう?興味がそそられる。
 あまり実用的な技術の勉強にはならないかもしれないが、Interface誌にしかできない切り口の読んで面白い特集になっている。

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