« Winters 10 Anniversary Updateで設定変わりすぎ | トップページ | プロ用のタブレット:軍手で扱えることが重要とは »

2016年9月 5日 (月)

設計ミスがどこで起きるのか

 不具合が発生する設計領域はどこか - 日経テクノロジーオンラインという記事は、設計の難しさを痛感させてくれる話である。設計ミスと設計の新規性との関係を調べた結果について、書かれている。「世界初採用」「会社で初採用」「従来の知見で新たに設計する」「標準の範囲で
設計する」「完全流用」の5つに分けて分析した結果、「従来の知見で新たに設計する」という領域で多くの設計ミスが発生したというのである。
 これこそが、設計の難しさである。新規性の高い領域では、技術者もエース級が割り当てられ、設計レビューもきっちりと実施される。事前の試験も綿密に実施される。一方、新規性が低い領域では、そもそも、それほど設計ミスが起きない。
 さて、その中間である。既に実績がある、というところでスタートするとどうなるか。その実績のある部分は、レビューもあまりされず、試験も実績のある部分は省略しようということになる。でも、条件がかわれば実績が実績でなくなるのが技術の怖さである。
 だからといって、この「従来の知見で新たに設計する」という部分を、新規性が高いものと同じような費用と期間をかけて設計するわけにはいかない。経営層が許さないだけでなく、技術者もそこまでやる必要は、と思ってしまうからである。
 設計という行為は、一見、論理の世界のようでいて、極めて人間くさい行為である

« Winters 10 Anniversary Updateで設定変わりすぎ | トップページ | プロ用のタブレット:軍手で扱えることが重要とは »

技術」カテゴリの記事

開発業務」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/568535/64162397

この記事へのトラックバック一覧です: 設計ミスがどこで起きるのか:

« Winters 10 Anniversary Updateで設定変わりすぎ | トップページ | プロ用のタブレット:軍手で扱えることが重要とは »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

公告

  • Google Adsense
無料ブログはココログ