« WiFiと電子レンジ | トップページ | LED電球スピーカー:2つの機能を1つの製品に »

2016年10月18日 (火)

IoTは最適化の手段?:重要なのは人間の幸せ

 ある講演を聞いていて、IoTというのは最適化の手段である、という話があった。確かに、IoTの事例として出てくるGEの例では、5%の効率化というのが、実は大きいという話になる。つまり、本質は、最適化である。
 私は、最適化という言葉が嫌いである。改善という言葉は好きだ。
 最適化という言葉からは、つい過剰適応という言葉を連想してしまう。最適化によって、系に遊びがなくなると、何かちょっとした歪で、系全体が大崩壊する。
 改善は、人間がやる現場の工夫だ。まったく系に遊び(余裕と言い換えてもいい)のない改善はできない。そんなことは、人間には無理だと現場感覚でわかるからである。それを、IoTのような機械が代替すると、一気に、まったく遊びのない状態に持って行ける。でも、そんなことは、してはいけないのである。
 同じ講演で違う方は、人間の幸せにつながらないと意味がない、と言っていた。幸せという尺度そのものが、あいまいで、幅がある。幸せの定量化ができない以上、幸せに向けての最適化などあり得ない。「人間の幸せ」という視点を決して忘れてはいけない、と私も思う。

« WiFiと電子レンジ | トップページ | LED電球スピーカー:2つの機能を1つの製品に »

組み込み技術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/568535/64367350

この記事へのトラックバック一覧です: IoTは最適化の手段?:重要なのは人間の幸せ:

« WiFiと電子レンジ | トップページ | LED電球スピーカー:2つの機能を1つの製品に »

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

公告

  • Google Adsense
無料ブログはココログ