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2016年11月12日 (土)

組み込みCPUにおけるARM以外の選択肢:MediaTek社のチップはMIPSらしい

 組み込みCPUのメインストリームは、ARMである。これは、誰もが認める話であろう。孫さんが買収したからには、もっと勢力を持つに違いない。
 でも、現時点では、全てがARMになびいているわけではないようだ。MediaTek社のIoTプラットフォームにみる「ARM以外」の選択肢 - 日経テクノロジーオンラインによれば、スマホ向けチップでQualcomm社に次ぐ勢力のMediaTek社のチップのCPUコアはMIPSらしい。
 この記事では、世の中にはいろいろなCPUがあり、ARM以外にも優れたCPUはあるので、IoT=ARMという短絡思考に陥らないように、とある。
 それは、技術論としては正しいだろう。でも、実際には、そうはいかない。今や、CPUアーキテクチャよりもソフトの方が重要な世界だからだ。開発のかなりの部分をオープンソースに頼っている現在、そのオープンソースが、どんなCPUをサポートしているかが重要なのである。
 もちろん、上位層のソフトであれば、CPUはあまり関係ない。でも、下位層のソフトは、どうしてもCPUの影響を受ける。そんなとき、オープンソースが、どのCPUで確認しているか、とか、何かあった時にコミュニティーで議論できるCPUは何か、という話は大きな話である。
 そう考えると、現状では、開発力のある会社ならともかく、普通の会社では、ソフト開発を考えるとARMしか選択肢がないように思う。

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