« 部分最適のためのシステムはスコープが膨張し、全体最適のためのシステムはス コープが縮小する:日経ITproの記事より | トップページ | Amazonはルータの半導体も特注で作っているらしい »

2016年12月12日 (月)

トラ技1月号の特集は「Piラジオの製作」:RF回路+FPGA+ラズパイで作るソフトウエア無線

 トランジスタ技術 2017年 1月号の特集は「Piラジオの製作」。あいかわらず特集名はわかりにくいが、要は、 50MHz~2GHzをカバーするソフトウエア無線の製作だ。ラズパイで処理できるよ うにする前処理部が今回の特集の肝である。
 まずRF回路で、30MHz帯域のベースバンドへ変換してから、A/D変換でデジタル 化する。その後、必要な帯域を取り出したり、ローパスフィルタをかけたりとい うCPUでは速度が不足しそうな部分をFPGAで前処理する(このあたりの設計が絶 妙)。必要な帯域の必要なデータだけを受け取ったラズパイが復調処理をするこ とで、ラジオになったり、気象衛星レシーバになったりする。RF回路、FPGAの VHDL設計、ラズパイによるC++でのデジタルフィルタの製作を学べるという構成 になっている。これだけのものを1人の著者が実装できるというのは、驚きである。
 この回路のキットが10万円で販売予定らしい。さすがにここまで高価だと趣味で購入する のは難しい。そもそも、住んでいる場所がマンションで、電波環境が悪すぎて、受信できない。AMラジオもほとんど受信できない。
 第2特集も無線で、Wi-Fiに使われる2.4GHz帯よりも通信距離がかせげる920MHz 帯の無線Wi-SUNのモジュールを使った製作記事である。
 付録基板がついてくるのだが、この基板は、特集記事とは関係のないラズパイ に接続して使う音声認識機能付きハイレゾオーディオレコーダーである。 

« 部分最適のためのシステムはスコープが膨張し、全体最適のためのシステムはス コープが縮小する:日経ITproの記事より | トップページ | Amazonはルータの半導体も特注で作っているらしい »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

組み込み技術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/568535/64616803

この記事へのトラックバック一覧です: トラ技1月号の特集は「Piラジオの製作」:RF回路+FPGA+ラズパイで作るソフトウエア無線:

« 部分最適のためのシステムはスコープが膨張し、全体最適のためのシステムはス コープが縮小する:日経ITproの記事より | トップページ | Amazonはルータの半導体も特注で作っているらしい »

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

公告

  • Google Adsense
無料ブログはココログ