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2017年5月17日 (水)

ソフトウェアは劣化する“部品”である:なるほど

 ソフトウエアは劣化しない。これは、メーカーの組み込み技術者の先入観である。ハードウエア部品は、劣化する。物理的宿命というものだ。だが、ハードウエアと異なりソフトウエアは劣化しないというのは、今や間違いだ。セキュリティに関する限り、ソフトウエアは劣化するのである。宮田健の「セキュリティの道も一歩から」(14):ソフトウェアは「完成してからが本番」でもある - TechFactoryの記事にあるとおりだ。
 これに対抗するには、ファームウエアのアップデート以外にはないだろう。今のメーカーでは、製品化したソフトウエアに関して、継続的にアップデートするという仕組みはない。そんな開発費は、製品にオンされていない。継続的アップデートのための有償の保守契約など、現状ではありえない。
 でも、ソフトウエアも劣化するのだとすれば、その劣化を修理するための費用をどこかから調達する必要がある。IoT時代というのは、組み込みにおけるソフトウエア劣化対策ということを考える時代なのかもしれない。

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