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2017年7月24日 (月)

組み込み機器におけるIPフラグメンテーション処理:昔は大変だった

 前回、DNSの障害が、なぜかIPフラグメンテーション処理で生じるという話を書いた。それで思い出したことがある。以前も書いたことがあるのだが、組み込み機器におけるIPフラグメンテーション処理の話である。
 IPフラグメンテーション処理において、パケットを分割する処理は簡単である。下位層のMTUサイズで分割して下位層へ送ってやればいいからだ。問題は、これを復元してやる処理である。バラバラに分割されたパケットを復元するには、それなりの作業用メモリーとCPUパワーを必要とする。昔の貧弱な組み込み機器では、なかなか難しい話であった。特に、WAN経由だと、分割されたパケットは(IP層は順序保証しないから)順番に到着しない。ところが、実験室環境のLANでは、きっちりと順序良く到着するのだ。つまり、テスト環境では、分割されたパケットの到着順序をバラバラにするテスタが必要なのである。ネットワークが普及してからは、こうしたテスト環境のためのテスト装置が完備されたが、昔は、この手のテスト装置は自分達で作るしかなかった。作るのも、テストするのも、テスト環境を作るのも、大変であった。

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