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2017年11月 3日 (金)

日本の改革は必ず形から入る:働き方改革に感じる違和感

 政府に弱い会社の通例で、私の近辺でも働き方改革という風が吹いている。本当の意味での働き方改革であればいいのだが、こういう風は大抵の場合、形から入る。
 たとえば、オフィスの物理的改革である。フリーアドレス、オープンスペースでの打合せ、という例のやつだ。今まで何度も挫折しているのに、また繰り返される。こういう改革は、オフスの1人あたり面積が広く、オープンスペースで議論している声が邪魔にならないようなオフォスならいいだろう。でも、どうやったらこんなに詰め込めるのだろう、というくらい人をつめこんだオフィスでこんなことをやると悲惨なことになる。改革の主眼点が、労働生産性の向上ではなく、オフィス費用の削減で、営業職は、オフィスにいるのはあまりないので、フリーアドレスにすれば、オフィス費用が削減できるということで、フリーアドレスを採用した前例があるが、どうなったんだろう?まあ、そんな会社は、離職率が高くなるので、どんどん労働者が減って、オフィス費用を削減できるかもしれない。売り上げは、もっと削減になるだろうが。
 だいたい、こういう改革の旗をふるのは管理部門で、彼らは、経営層にアピールできるきれいな写真が必要なのである。経営層にとって、きれいな写真は、宣伝に必要なのだ。そして、机上の空論でできたきれいなオフォスで、従来通りの業務をすると、必ず労働生産性は下がる。
 そもそも、何が課題かという課題分析をしない改革などないはずだが、「まず変わること」とか、わけのわからない声で、かき消されてしまう。そんな改革にカネをかけるより、会社支給のPCのCPUがcore-i3、メモリが4Gバイトという貧弱なハード構成。ちょっと動画を見ようものならカクカクする貧弱なネットワーク環境。貧弱なIT環境を「改革」ではなく「改善」して欲しいと痛切に思っている。ああ、またソフトを起動したら・・・。

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