カテゴリー「書籍・雑誌」の記事

2017年7月 2日 (日)

口笛言語:口笛は音声よりも遠くへ届く

 前回日経サイエンス2017年5月号の記事について感想を書いたが、その号の中で、もう一つ興味深い記事があった。それが、口笛言語である。口笛で意思疎通するのだ。普通の音声ではなく、口笛を使えば、場合によっては、1kmもの距離で意思疎通が可能なのだという。山奥などの、人の行き来が困難な地方で主に発達した方法らしい。人というものは、いろいろな工夫をするものである。

2017年7月 1日 (土)

アルファ・ケンタウリへ探査機を送る「スターショット計画」に関する解説記事が面白い:日経サイエンス5月号

 スターショット計画については、発表された時に思わず興奮した。SFファンにとっては、アルファ・ケンタウリというのは、特別な天体だからだ。その計画がどれだけ野心的な計画であるかは、日経サイエンス2017年5月号の解説記事でよくわかる。
 そして、その計画の中心は、宇宙ヨットだ。この宇宙ヨットにおいて、日本の「イカロス」は、世界のトップレベルらしい。大型のロケットによる有人探査よりも、宇宙ヨットのような技術の方が、日本にはあっているような気がする。是非ともがんばってほしい。

2017年6月27日 (火)

Interface8月号の特集は「ディープラーニング」:わかりやすい解説

 Interface 2017年 08 月号の特集記事は、「ディープラーニング」。組み込みらしい部分は、ラズパイで実行するという部分だけで、最近本誌が組み込みから外れてきているのは、少しさみしい。が、特集記事としては、わかりやすい解説である。ひょっとしたら、ディープラーニングの解説の中で一番わかりやすいかもしれない。
 ディープラーニングの技術は、「画像向きCNN」「言語やデータ分析向きRNN」「音声/画像向きオート・エンコーダ」の3つの分野に分かれるというところからスタートする。そして、それぞれについて、ラズパイによる実験、原理をイメージでつかむところからツールChainerを使った画像のディープラーニングまでをステップを追って解説。最後に、それぞれの分野の応用例として、手描き認識、値の未来予測、自動で精度UPするノイズ・フィルタなどの応用例について紹介した。
 組み込み屋の私では、ツールChainerを使った画像のディープラーニングのあたりで、何をやっているかはわかっても、なぜそうなるのかがよくわからなくなるのだが・・・。

2017年6月20日 (火)

Z80が主人公のSF

 SFマガジン 2017年 04 月号を読んでいたら、エターナル・レガシーという短編小説が掲載されていた。なんとその主人公は、Z80と名乗る中年男性。「こう見えて、宇宙にだって行ったことがあるんだぜ」とかいう。途中で、この主人公がけなされるシーンでは「だいたい何、Z80って。乗算もできない分際で」とか言われる。SFとして面白いかどうか別にして、組み込み技術者的には、笑えるところが多い作品だ。

2017年6月19日 (月)

トランジスタ技術7月号の特集は「My IoT製作用PCプラモデルの開発」:ひ弱なラズパイを組み込みに使うための技術を解説

 トランジスタ技術 2017年 07月号の特集は、「My IoT製作用PCプラモデルの開発」。特集名だけ見ても何の特集かわかる人はほとんどいないのではないか?ラズパイを、組み込みで使うために必要な技術として、熱対策、絶縁型アナログ・ディジタルI/Oの追加、電源設計、SDカードの長寿命化、高速起動といった項目を解説。
 正直なところ、組み込みとしてはひ弱なラズパイをこうした技術で厚化粧してまで組み込みで使う意味がどこまであるのかは疑問である。だが、これらの技術は組み込みに必須であり、その技術の例題として、よく知られたラズパイを例に、具体的に知ることができるというのは、意味がある

2017年5月26日 (金)

Interface7月号の特集は「はじめてのIoT 2017」:組み込み技術者からは縁の遠いAWSの使い方と、IoTに必須の軽量プロトコルMQTTについて学べる

 Interface 2017年 07 月号の特集は、「はじめてのIoT 2017」。センサ機器とマイコンの接続ならお手のものの組み込み技術者であっても、クラウド側は全く手が出ないか、全く興味がないかという場合も多いだろう(私もその1人)。とはいっても、IoTという以上は、クラウドに接続しないとIoTをやったことにはならない。
 今回の特集は、そのクラウドの代表であるAWSについて、組み込み技術者にも理解できるように解説してくれている。そもそも、最初の1年はAWSを無料で使えるということすら知らなかった。とはいえ、じゃあ試そうというとことろまでは、いかない。ネット上に通信を出すというところに、どうも心理的抵抗があるのだ。しかも、本誌で紹介されているAWSのIoT向けサービス事典という一覧を見るだけで、頭がくらくらしてくる。組み込みCPUのレジスタ一覧なら大丈夫なのだが・・・。
 IoTでもう一つ重要なのは、通信である。クラウドとの通信ならHTTPだろうというわけにはいかない。貧弱なリソースしかない組み込みではつらいからだ。それを解決するためのプロコトルがMQTTで、今やデファクトになっている。この技術の概要が解説されている。

2017年5月 7日 (日)

日経コミュニケーションが2017年7月号で休刊になる:通信は技術の表舞台では なくなったことの象徴のような話だ

 私の専門は、組み込み系の通信技術である。この技術分野にぴったり当てはまる情報リソースはないので、情報源としては、電子系、ソフトウエア系、通信系の3つの分野が主となる。その通信分野の情報リソースとして、日経コミュニケーションを毎号ウォッチしていた。少し分野違いなので、参考になる記事は少ないのだが、重要な情報リソースの1つであった。
 この日経コミュニケーションが休刊するという。ちょっと残念である。通信が技術の表舞台でなくなり、アプリケーションを支える技術でしかなくなったことの象徴のような話である。

2017年4月30日 (日)

LabVIEWのホビー版が6000円:Interface6月号の記事より

 LabVIEWというのは、計測器の自動システムとして出発したソフトだが、いろんな実機を接続したプロトまで作れたりするソフトへ発展している。ただ、何十万円もするので、とてもホビーでは使えるものではない。
 ところが、Interface 2017年 06 月号で記事を読んでいたら、LabVIEWの旧バージョンだが、6000円でホビー版が購入できるという。接続する計測器もないくせに、欲しくなってしまった。

2017年4月 2日 (日)

メイカーズのエコシステム:中国深圳でのハードウエア・スタートアップの熱気とそれをささえる企業群

 スタートアップといえばシリコンバレーである。深圳は、どちらかというと、EMSとして大量生産をささえる生産拠点というイメージである。
 ところが、実際には、ハードウエアのスタートアップをささえるエコステムが既に作られていて、そこで次々と新しい「もの」が生まれているという。その実態を、レポートした本である。本当に生々しい実態が活写されている。
 組み込み技術者として、若かったら、こういう環境で仕事をしたいと思わせるような場所だ。

2017年3月29日 (水)

情報処理学会がLINEのスタンプ

 学会というとお堅いイメージがあるが、情報処理学会はそのイメージを脱却しようと頑張っている。情報処理学会公式LINEスタンプ「#include <情報系技術者の日常.h> 」をリリース-情報処理学会は、さすがにびっくりしたが。
 情報処理 2017年04月号にスナップのシールが付録でついてきた。中高年のおじさんが使うには、少し勇気のいる絵柄だが。

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