カテゴリー「書籍・雑誌」の記事

2017年8月29日 (火)

情報処理9月号の「未踏の第23期 スーパークリエーターたち」がすごい

 情報処理 2017年09月号に「未踏の第23期 スーパークリエーターたち」という報告が載っている。前にも感想を書いたことがある。毎回、竹内郁雄氏が力のこもった紹介をしてくれているのだが、今回の内容もすごい。たとえば、時刻同期の精度が高い無線IoTデバイス。なんと数μ秒の精度で時刻同期できるという。ちょっと、にわかには信じられない精度である。
 Web技術を使ったオープンソースのパケットアナライザDripcapというのも面白い。オープンソースのパケットアナライザは、事実上Wiresharkしかないが、設計が古い。それを新しい技術で一新させたものだそうだ。GitHub上に公開されているので、今度つかってみようかと思っている。
 他にも、こんなことができるんだ、というプロジェクトが満載だ。これだけの才能を社会がつぶさずに、若い優秀な技術者が活躍できることを心から祈っている。

2017年8月27日 (日)

FPGAマガジンNo.18の特集は「Googleも推す新オープンソースCPU RISC-Vづくり」:本誌向けに新たに実装した内容を解説

 組み込みマイコンのCPUコアのデファクトは、現時点ではARMである。ただ、ARMがソフトバンクに買収された影響で、ARM以外の選択肢をということで、RISC-Vが注目されているらしい。ただ、オープンといっても、命令セットがオープンなのであって、実際のチップは、まだ1~2社というレベルである。
 そんな現状の中で、FPGAマガジンNo.18向けにVerilog-HDLで実装し、実際にFPGA上で動かし、検証用テスト・プログラムによる動作検証を実施し、さらには、積和演算命をカスタム命令として追加する、というところまでを解説。名前は有名だが、あまり情報のないRISC-Vの技術的な内容と、現状での実装状態を知るのに役立つ。サポートページで、実際のVerilog-HDLコードやソフト開発環境をダウンロードできる予定のようだが、8/25時点では、まだ準備中のようだ。
 特集記事以外には、MIPSのFPGA実装コアMIPSfpgaを実際にFPGA上に実装するという記事もある。

2017年8月25日 (金)

Interface10月号の特集は「IoTのための地図・地形・地球 大集合」:組み込みとしてはラズパイZero W、Android Thingsの別特集

 Interface 2017年10月号の特集は「IoTのための地図・地形・地球 大集合」。Interface誌で地図というと、すぐにGPSモジュールを思い浮かべる。もちろんGPSモジュールの記事もあるのだが、主力は、データである。本誌お得意の一覧は、地図・地形・地球オープンデータ事典100。よくもまあ、こんなにあるものだと、いつもながら感心。組み込み屋にとって、こうしたデータ活用は苦手分野だが、位置情報がIoTの重要な位置を占めることを考えると、こうしたデータ活用の知識も必要になってくるのだろう。
 今月号は、もう1つ(得)特集というのがあって、特集1は、やっと技適が取れて日本でも入手可能になった小型で安価なWi-Fi付きラズパイZero W。Wi-Fiを動かし、Bluetoothを動かし、ラズパイカメラを接続し、Amazon IoTへ接続するにはどうするかを簡潔に解説。特集2は、Android Things。ラズパイ3にインストールし、Lチカをやり、Androidスマホからクラウド越しでLチカを制御するところまでを簡潔に解説。どちらも、技術の詳しい説明はなかったが、とりあえず試してみるのはどうするか、ということがわかる。組み込みは、この最初のところが意外に手間取るので、参考になるだろう。

2017年8月 1日 (火)

翔泳社の電子書籍セール

 夏サミ2017記念「エンジニア応援eBookセール」翔泳社の300タイトル以上が最大55%OFF コンピュータ・ITなどの電子書籍が見逃せない超特価(8/3まで) | 翔泳社というのが開催されている。8/2まで限定で、電子書籍が最大55%の割引きになるらしい。
 まあ、この会社の電子書籍は、よく割引きセールをやっているので、あわてて買うことはないが、IT関連の本は分厚いので電子書籍はいい選択かもしれない。

2017年7月27日 (木)

いろいろなモジュールが接続できるマイコンボード

 いろいろなモジュール用コネクタのついたDiscovery kitは、以前、書いたことがある。このボードが Interface 2017年 09 月号「センサ実験にピッタリのマイコン・キット」という記事で紹介されていた。STマイクロのマイコン基板は安くて、機能が豊富なので、新製品が出た時も注目である。

2017年7月26日 (水)

Interface9月号に掲載の新連載「IoT時代に便利に使えるシンプルUSB制御ライブラリ」:組み込みでUSBを使うときに使えそう

 前回に引き続きInterface 2017年 09 月号の感想である。新たに連載が始まる「IoT時代に便利に使えるシンプルUSB制御ライブラリ」は、まずUSBホスト・ライブラリの紹介から始まっている。つまり、USBの周辺機器をマイコン側から活用するという視点での連載なのである。
 前回、本誌の感想を書いたが、センサ接続のシリアルI/FとしてI2C/SPI/UARTの解説があった。単純な機能であれば、I2C/SPI/UARTは今後も主流であろう。だが、データ量が大容量になり、高速I/Fが必要な場合、USBが主流になるに違いない。
 この連載では、筆者作成のUSBホスト・ライブラリを、いろいろなマイコンに移植するという連載のようだ。最近のUSB機能付きマイコンなら、メーカー提供のライブラリーが大抵ついているが、都度使い方を覚えるのも大変だ。いろいろなマイコンで共通に使えるホストライブラリというのは、面白そうである。

2017年7月25日 (火)

Interface9月号の特集は「IoTのヒント満載!センサ事典256」:世の中にはこんなにたくさんのセンサがあり、しかも入手可能とは

 Interface 2017年 09 月号の特集は「IoTのヒント満載!センサ事典256」。本誌お得意の、一覧表形式で、通販サイトで入手可能な256種類ものセンサ・モジュールが紹介されている。さらに、この紹介とは独立して、モジュールの外観写真、概要(参考価格入り)、マイコンとの接続方法、サンプルソフトを「センサの使い方」で解説。技術面では、センサ接続に使われるフォルタリング処理、シリアルI/F(I2C/SPI/UART)などを解説。とどめは、秋月で入手できるセンサモジュールに関する別冊の小冊子がついている(こちらには参考価格の記載がないのが残念)。これだけのセンサモジュールの情報が入手できるというのは、本誌ならではである。少し残念なのは、内容が少し整理されていないことである。予備知識のある人なら、非常に参考になるであろう。

2017年7月22日 (土)

トランジスタ技術8月号の別冊付録「秋葉原&日本橋!真夏のブラリ電子工作」が面白い

 トランジスタ技術 2017年 8月号の特集記事は、「シミュレータで早分り! 電子回路教科書」。ちょっと私の専門領域から外れすぎである。ただ、別冊付録が面白いのだ。特に秋葉原編が面白い。私は、ここ10年くらい秋葉原へはほとんど行っていない。大阪に単身赴任していた、というのが最も大きな理由なのだが、電子技術者にとって、面白さに欠けてきたからだ。最近は、1年に1回くらい、秋月あたりをぶらつく、ということくらいしかしていない。でも、それは、老化現象だったのかもしれない。この別冊を見て、また秋葉原をうろうろしようと思った。

2017年7月 2日 (日)

口笛言語:口笛は音声よりも遠くへ届く

 前回日経サイエンス2017年5月号の記事について感想を書いたが、その号の中で、もう一つ興味深い記事があった。それが、口笛言語である。口笛で意思疎通するのだ。普通の音声ではなく、口笛を使えば、場合によっては、1kmもの距離で意思疎通が可能なのだという。山奥などの、人の行き来が困難な地方で主に発達した方法らしい。人というものは、いろいろな工夫をするものである。

2017年7月 1日 (土)

アルファ・ケンタウリへ探査機を送る「スターショット計画」に関する解説記事が面白い:日経サイエンス5月号

 スターショット計画については、発表された時に思わず興奮した。SFファンにとっては、アルファ・ケンタウリというのは、特別な天体だからだ。その計画がどれだけ野心的な計画であるかは、日経サイエンス2017年5月号の解説記事でよくわかる。
 そして、その計画の中心は、宇宙ヨットだ。この宇宙ヨットにおいて、日本の「イカロス」は、世界のトップレベルらしい。大型のロケットによる有人探査よりも、宇宙ヨットのような技術の方が、日本にはあっているような気がする。是非ともがんばってほしい。

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