カテゴリー「経済・政治・国際」の記事

2016年12月 9日 (金)

シェアリングエコノミーの原動力は人とのつながり:つながりたくない人も多いけど

 ニュース - 「シェアリングエコノミーの原動力は2枚の写真で分かる」、第一人者が語る:ITproは、シェアリングエコノミーの原動力は経済的価値よりも社会的価値(特に人と のつながり)だという記事だ。記事を見てもらえればわかるが、こんな例だった ら、そりゃ楽しいに違いない。でも、世の中いい人間ばかりではない。つながり どころか、近寄るのもいやな人だって存在する。そんな時に、我慢できるのは やっぱり経済的価値なのだと思う。

2016年12月 2日 (金)

タワマン増税:金持ちの節税対策ってすごいね-まったく縁はないが・・・

 タワマン増税という言葉を初めて知った。日経ビジネス11/28号によるとタ ワーマンションでは、低層階と高層階の価格にかなりの差があるが、税金として の評価額は同じなので、高価な高層階を相続させるとかなりの節税効果になるの だという。これを税金逃れと考えて、増税しようというのがタワマン増税だ。
 記事の例で出ていたのが、低層階5000万円、高層階2億円でも、課税評価額と しては5000万円らしい。例を見るだけで、庶民には全く縁のない話であることが わかる。

2016年11月29日 (火)

オムニチャネルとマルチチャネル:販売員の商品知識の向上が課題だと思う

 セブン&アイの戦略で一躍有名になったオムニチャネルだが、「リアルでも ネットでも、あらゆる販路でモノを売る」という意味ではないらしい。日経ビジ ネス11/28号によると、これはマルチチャネルといって古くからある考えらしい。
 では、オムニチャネルとは何かというと、リアルでもネットでも、同一の情報 に基づいて”接客”して顧客との関係性を深める」ことらしい。知らなかった。
 日経ビジネス11/28号の特集記事「本当のオムニチャネル」を読んでも、出て くる事例のほとんどはマルチチャネルじゃないの?という疑問だらけだ。
 そもそも、今、リアル店舗の販売員の商品知識は昔に比べて低下している。昔 はカタログくらいしか情報源がなかったので、店舗の販売員の知識は顧客を上 回っていた。でも、今では、ネットで調べている顧客の方が、自腹を切ってモノ を買うための調査なので、はるかに知識がある。
 では、リアル店舗の販売員はネット顧客に勝てないのだろうか?そんなことは ない。たとえば、我が家では、冷蔵庫は家電量販店で購入した。販売員のメー カー間比較の言葉が非常に参考になったからだ。もともと、我が家では、大型家 電はアフターサービス・施工・設置・古い製品引き取りなどを考えてネットを使 わない方針なのだが、冷蔵庫は販売員の知識も評価対象であった。ネットより少 しくらい高価でも、アドバイスに対する対価と思えば高くはない。
 財布も百貨店で買った。欲しい仕様を販売員に言ったら、先方から提案してく れたのである。これも、きっとネットの方が安いに違いないが、自分では見つけ れれないので、アドバイスに対する対価である。
 一方で、今持っているカバンが古くなったので、買った百貨店の売り場へ、こ れと同じような(同じものはないだろうから)カバンはないか?と聞いたら、その 売り場の誰も答えられなかった。提案もなかった。もう、そこでは買わないだろう。
 自分の担当商品だけでなく、その分野に関する知識のある販売員、そのアドバ イスに対価を払う顧客がいなければ、オムニチャネルの中でリアル店舗の役割は ショールームと商品お渡しの場所になってしまう気がする。

2015年6月 9日 (火)

マイナンバーの目的がよくわかる記事:日経ITproの記事より

 マイナンバーについては、私のよく読む記事がITよりだからか、プライバシーに関することとか、システム開発にかかわることとか、いずれにせよ実装寄りの話が多かった。そもそも何をするためのものかについても、新聞記事だけでは、今一つ全体像がつかめなかった。
 作った人が明かすマイナンバー プライバシー保護の勘所 - 第1回 国家管理?マイナンバーの本当の目的とは?:ITproは、そもそもマイナンバーを作る目的は何なのか、ということをわかりやすく解説してくれる記事だ。
 これを読んでも、私としては、マイナンバーを是非とも推進してほしいとは思わない。やっぱりプライバシーのことが心配だからだ。だが、一方で有用性についてもよく理解ができる。
 この手のプライバシーがからむシステムに関する必要性の有無は、有用性とリスクとのトレードオフである。私は、リスクの方が大きいと思うが、有用だという意見も当然あるのだろう、ということが理解できた。

2015年6月 7日 (日)

イスラム教人口、2050年にはキリスト教にほぼ匹敵:日本にいるとわからないが

 イスラム教人口、2050年にはキリスト教にほぼ匹敵=米調査機関 - WSJによると、2050年には、イスラム教の人口がキリスト教の人口とほぼ同じになるという。日本では、ぴんとこない話だが、グローバル化の流れで、私の近辺でもイスラム教の社員がいたりする。10年前には考えられなかったことだ。
 私は、海外ドラマが好きでよく見ている。海外ドラマと言っても、その大半は米国ドラマである。米国ではキリスト教が最大勢力なので、どうしてもキリスト教よりの内容になっているところがある。宗教がらみの話になると、たまに、日本人の私には理解できないこともある。それでも、イスラム教よりは、知識がある。
 日本がグローバル化するということは、昔は、キリスト教社会とつきあうということと同義語だったが、今後はそこに、イスラム教社会が入ってくるのだろう。技術開発の現場では宗教は関係ないが、飲み会など技術開発以外の場では、それなりにタブーを気にしたりする必要がある。日本人にとっては、難しい話だ。

2015年5月30日 (土)

Apple社の最高デザイン責任者:日本の一般的なメーカーのデザインとは同じ言葉のようで内容がかなり異なる

 ニュース - Apple、新たな役職「最高デザイン責任者」にJonathan Ive氏を任命:ITproによれば、米Appleが新たに設置した「最高デザイン責任者」の役職に、デザイン部門上級バイスプレジデントのジョナサン・アイブ氏を任命した。このニュースに関連して、ITpro編集長日記 - アップルの最高デザイン責任者任命は日本企業を動かすか:ITproでは、「果たして日本のIT会社で最高デザイン責任者を置く企業が現れるでしょうか」という記述があった。
 少なくとも、日本の一般的メーカーで、最高デザイン責任者を置いても全く意味がないと思う。
 なぜかというと、ジョナサン・アイブ という本を読んで、Apple社のいうデザインが、日本メーカーのデザインとかなり違うということを実感したからだ。このことについて別のブログへ書いたことがある。
 私の知っているのは電機業界だけだが、この業界は、Apple社に比べて、製品系列が多い。しかも、その製品系列は、使われ方も、その業界における企業ポジションもまちまちだ。なので、そんな企業にとって、そもそも最高デザイン責任者に意味があるのかどうかもよくわからない。

2015年4月13日 (月)

マイナンバーが派遣会社の追い風になる:日経ITproの記事より

 マイナンバー制度が世の中に及ぼすインパクトというのは、よくわからない。個人としての影響は、前に書いたことがある。
 キーパーソンに聞く - コンビニバイトが「派遣」に変わる:ITproという記事によると、マイナンバーの管理はかなり大変で、コンビニなどのアルバイトの雇用関係にまで影響を与えることになる。管理コストがかかりすぎて、小さな店舗などでは対応しきれないのである。結果、派遣会社からアルバイトを派遣する形態が多くなるのではないか、という話である。
 派遣という業態は、いろいろと非難を受けてきた。社内で長期期間勤務しているにもかかわらず、いつまでも派遣というのは、確かにいびつである。しかし、アルバイトというのは、昔からあった働き方である。実は、簡単に直接雇用できるがゆえの、いろいろな問題があったのではないか、とも思う。その間に、まともな派遣会社が入ることによって、アルバイトにとっても働く環境が改善されれば、と思う。

2014年8月26日 (火)

サラリーマンにとって人ごとではない「会社が消えた日」

 SANYOというブランドは、SONYやパナソニックに比べて安物という印象のあるブランドであった。一方で、ユニークな製品も数多く手がけるという印象のブランドでもあった。現に我が家でも、炊飯器(たぶんSSANYOブランドの最後の製品)、食洗機は、値段ではなくSANYO製の特徴が他社製にないものだったので、それを選択した。そういう意味でSANYOブランドがなくなったのは、私にとってはユニークな製品を作る会社が消えてしまったという印象でもあった。
 会社が消えた日 三洋電機10万人のそれからという本は、SANYOという会社が消えていく過程、パナソニックに吸収されてからの元社員達の苦闘などを取材したノンフィクションであるが、サラリーマンにとっては、明日は我が身という本である。
 パナソニックがSANYOを買収して、SANYOというブランドを残さなかった。それは、SANYOの部門を切り売りするということでもあった。個性的なSANYO社員は、パナソニックという大企業にとっては、邪魔な存在である。というのは不正確で、パナソニックの官僚的な組織の中で生きてきた組織人にとって、SANYOの個性的な社員を理解できなかった故に、邪魔な存在にしか見えなかったということなのではなかったかと想像する。ただ、いづれにせよ、SANYOの人たちがパナソニックから追い出され、ユニークなSANYO製品のような製品がパナソニックブランドで出てくることはもうないのだあろう。個性の時代といいながら、一度官僚化した組織では、個性は好まれないのだろう。

2013年11月 5日 (火)

日経ビジネス11/4号掲載の会社の老化度チェックシート-ほとんどの大企業は要注意水準?

 日経ビジネス11/4号の記事を読んだ企業に勤務している従業員は、自分の会社は大丈夫なのか?と思ったのではないか。特にP.31に掲載されていた「会社の老化度チェックシート」をチェックしたら、ほとんどの大企業は要注意領域ではないかと思う。
 ここに掲載されているチェック項目は30だが、その20項目版は細谷功の未来に飛躍する人と組織の羅針盤 - 「会社の老化」、その兆候をチェックする:ITproにも掲載されている。そのうち、私も本当にまずい状況だと思う項目を少し引用し、蛇足として私のコメントを追加した。

・出世するのは現場・ラインより管理・スタッフ部門である
 企業の利益をたたき出しているのは現場・ラインである。管理・スタッフ部門は本来裏方であるはずなのだが、安全地帯にいて何かあれば現場・ラインに押しつけることのできる頭のいい管理・スタッフ部門の人たちが出世する。評論家ほど出世しやすい。

・コンプライアンス等のための「証拠作り」の仕事が多い
 この「証拠作り」が、ISO様の規格に基づき作成され、監査員様の承認を得ないといけない。ISOの認定がそんなに重要なの?

・現場で手を動かしているのは外注先で自社はその管理が仕事である
 前に書いた記事を参照ください・・・。何のための技術者なのか・・・・

・会社全体より自部門の利益を優先させる
 自分の出世が最優先の人も多い。

・それでも社外向けスローガンは「顧客第一」と「イノベーション」である
 笑える。でも笑いながら少しひきつってしまう。

2012年11月27日 (火)

中国のEMS工場の想像を絶する巨大さ

 フォックスコン深セン工場を一周してみたという記事を興味深く読んだ。フォックスコンといえば、Apple社の製品の製造を受け持っていることで有名なEMS(電子機器受託生産)である。
 この深セン工場の周囲を実際に記者が歩いてみたという記事だ。歩いて行く途中にあるフォックスコン社員向けのいろいろな店とか、歩いている途中の記事もルポのようで面白い。ただ、私が衝撃を受けたのがその巨大さだ。この記者が歩いた距離を引用する。

ポケットからiPhone 4を取り出し、インストールしてあるウォーキングアプリ「Walkmeter」を見る。合計移動時間は4時間23分、移動距離16.95km、1277kcalを消費していた。

 すごいとしか言いようがない。製鉄工場や石油プラントのような強大な設備の必要な工場なら、ここよりも大きい工場だってあるかもしれない。しかし、この工場は電機機器の組み立て工場である。それがこんなに巨大な工場を形成しているというのは本当に驚きである。この巨大さというのは、日本人には真似が出来ないように思う。
 ここで思い出したのが、以前書いたマカオ旅行で見た巨大なホテルと巨大な空港だ。本当に驚くと同時に、中国人のすごさに感心した。
 「縮み」志向の日本人という有名な本で言及されているように、日本人は小さくすることは得意だ。巨大さ、というのは日本人のメンタリティーには合わないのではないかと思う。少なくとも私は好きではない。

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