カテゴリー「組み込み技術」の記事

2019年2月13日 (水)

CEマークに代わるUKCAマーク:EUを脱退するとこんなことまで・・・

 英政府、CEマークに代わるUKCAマークのガイダンスを公表は、英国のEU脱退の影響が、こんなことまで、という例であろう。CEマークといえば、製品開発をしてきた開発者にはなじみ深い言葉である。やっかいな認証システムなのだが、ある意味、これだけでOKという話でもあった。今後は、英国へ輸出する製品には、UKCAマークが必要ということになるのだろう。技術的には、CEマークの認証がOKであれば、あとは書類審査になるのだと思うけど、費用がかかるのはもったいない。

2019年1月25日 (金)

Interface3月号の特集は「算数&電子工作から始める量子コンピュータ」:とうとう本誌でも量子コンピュータか

 Interface 2019年 03 月号の特集は、なんと算数&電子工作から始める量子コンピュータ。最近の本誌は、AIの特集が多いが、とうとう量子コンピュータである。さすがに量子コンピュータの電子工作はできないので、1量子ビットを1PICマイコンで実現ということをやっている。でも、わざわざPICでやる必要もないことで、PCだけでシミュレーションできるようにしてくれた方が、簡単に試せてよかったのに、と思う。
 量子コンピュータは、なかなか理解が難しい。そもそも、量子力学が理解できないから、それをコンピュータに応用すると言われてもよく分からないのだ。本特集で、量子の状態を複素数で表現するという少し数学よりの説明があった。縦軸に1、横軸に0とすると、量子の重ね合わせの状態は複素数で表現できるらしい。複素数ということになると、電子技術者お得意の話になる。前にも書いたが量子コンピュータの話は何度読んでも理解できなかった。でも、今回は、位相のアナリジーでなんとなく、今までよりは、量子コンピュータの話が理解できた気がする。

2019年1月24日 (木)

MIPSの命令セットがオープンに

 オープンな命令セットでは、RISC-Vが有名である「MIPS Open」発表。MIPSの命令セットがオープンソースとして公開へによると、RISCプロセッサでは老舗のMIPSも、とうとう命令セットをオープンにするらしい。
 CPUとしての実装は、現時点ではMIPSの方が実績がある。でも、RISC-Vはオープンの特徴を活かして、大学などで盛んに研究されており、オープンソースのFPGA実装も多い。
 まあ、こういう競争は歓迎である。お互いに競争して、良いものを供給してほしいものだ。

2019年1月23日 (水)

100Mイーサーの物理層モジュールが軍事転用可能な民生品なので購入に申請が必要

 前に紹介したRSコンポーネンツの送料無料キャンペーンが継続されていたので、LAN8720A PHY Daughter Boardという100Mイーサーの物理層のドーターボードを注文した。イーサーのMACコントローラ入りのPIC32の開発ボードに載せるものだ。発注したら、RSコンンポーネンツからメールが来た。
 なんとこの製品は軍事転用可能な民生品であり、英国から日本へ輸出するためには英国輸出管理の申請が必要なのだという。たかが100Mイーサーの物理層モジュールである。なんと大げさな。
 別に仕事で使うわけでもなく、趣味で100Mイーサーを使いたければ、STマイクロの安い基板を買ってもいいし。たかが、趣味のために、申請するのは面倒だし、何となくイヤなので、注文はキャンセルした。海外在庫を購入するには、在庫の国の法律の適用があって、いろいろ大変ということであった。

2019年1月21日 (月)

有償だったソフトウエアが無償提供される時

 TouchGFXという組み込み用GUIがある。組込み用GUI 「TouchGFX」 | 組込み機器/システム向けミドルウェア MatrixQuest(マトリックスクエスト)シリーズ | ユークエスト株式会社で扱われていて、ライセンス費が必要なソフトウエアだった。
 ところが、この会社をSTマイクロが買収して、STマイクロの開発環境のSTM32Cubeに統合され、無償提供されてしまった。STM32マイコン用の無償開発環境に高機能GUI設計ソフトウェアを追加|ニュース・プレスリリース|STM32, STM8ファミリはSTの32bit/8bit汎用マイクロコントローラ製品
 ユーザーにとっては、大歓迎だろう。有償のソフトだたものを無料で使えるのだから。でも、ソフト関係のライセンス商売をやっている会社は大変な世の中だなあ、と思う。

2019年1月17日 (木)

リアルタイムトレースができるデバッガはさすがに個人では手が出ない

 最近の開発環境の低価格化は、昔から組み込みをやってきた人間にとっては、びっくりである。JTAGデバッガなら、個人でも入手可能な価格だ。でも、組み込みでやっかいなのは、ブレークポイントで止めるのでは見つからないバグである。
 こういうバグの場合、リアルタイムトレース機能が必要だ。低価格なJTAGデバッガでは、このリアルタイムトレースはできない。
 めったに発生しないバグの解析も可能なデバッグプローブ「J-TRACE PRO for Cortex-M」好評発売中! | マルツセレクトは、JTAGデバッガでリアルタイムトレースができるというツールである。PCへトレース内容をリアルタイムで転送することによって、リアルタイムトレースを可能にするらしい。なるほど。昔の開発環境では、デバッガにリアルタイムトレース用のメモリーがあった。それをPCにすれば、とんでもなく大きなメモリーを用意できるので、これは良い方法だ。
 価格は20万円を超えるので、個人では手が出ないが、企業なら安い買い物だろう。
 この説明の中に、「システム動作の完全な解析ができるので、めったに発生しないようなバグの追跡ができます。」とある。その通りだろうけど、できるということと、できる技術者がいるというのは別の問題だ。トレースメモリーの解析は、かなり経験がいる。膨大なトレース結果から、問題箇所を発見するのは、簡単ではない。

2018年12月25日 (火)

アマゾンの「アレクサ」で他人の録音記録を聴取可能に:いくら何でもこれはまずいだろう

 アマゾンの「アレクサ」、人的ミスで他人の録音記録を聴取可能に | ロイターというニュースは、いくら何でもまずいだろう、と思う内容だ。こんなことが、個人のミスで可能になるというのでは、システム上のセキュリティ対策がなっていないと考えるほかない。いろんなサービスと連携する機能を充実させるのも重要だが、こんなことがないようにする方がもっと重要だ。

2018年12月24日 (月)

トランジスタ技術の創刊号が展示されるらしい

 CQ出版社×マルツエレック@ネプコンジャパン2019 展示のご案内 | マルツセレクトによると、ネプコン ジャパン2019で、トランジスタ技術の創刊号が展示されるらしい。
 創刊は1964年というから、私は、生まれてはいるものの、まだ小学生にもなっていない。当然、読んだこともない。たぶん、創刊号を手に取ったことがある人は、既に第一線を退いているのではないか、と想像する。まあ、貴重な機会だ。

2018年12月13日 (木)

FPGA搭載のArduino:Wi-Fiモジュールの技適が取得できているらしい

 前に、FPGA搭載のArduinoの話を書いた。FPGAの設計資料も公開されているようで、私も入手したいと思っているArduinoである。ET展で組み込みAIはなぜ盛り上がらないのか (3/3) - MONOist(モノイスト)によれば、そこで用いられているWi-Fiモジュールの技適が取得できているという。たぶん、正確には、技適の試験はパスして、あとは書類待ちの段階というところなのだろう。来年早々にでも入手できるようになれば、是非とも購入したいと思っている。

2018年12月 1日 (土)

トランジスタ技術の圧縮:昔を思い出す

 超動く家にてというSF短編集の巻頭が、トランジスタ技術の圧縮という短編である。組み込み技術者にはおなじみのトランジスタ技術の広告欄を除いて、本編だけにするという架空競技大会の話だ。
 トランジスタ技術は、今では、そんなに分厚くない。でも、昔のトランジスタ技術は分厚かった。雑誌の半分以上のページが広告だった。電子技術全盛時代である。かの有名な秋月電子が信越電子という名前だった時代だ。
 私も、トランジスタ技術を保存するために、広告を除いて、本誌だけ保存していた。広告は、重要な情報源だが、さすがに保存する価値まではない。そのまま本棚にいれると、あっという間にスペースがなくなる。
 でも、この中で触れられているアイロンを使う方法というのはやったことがない。単に、表紙が破れないように広告をそっと捨てるだけだ。昔に比べて薄くなってしまったトランジスタ技術は、今では、私の本棚で、そのまま保存されている。

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